渉成園内に大きく広がる「印月池(いんげつち)」は、東山から上る月影を水面に映すことからその名がつけられています。
その風景を体験していただけるよう、渉成園では、10月27日(金)の一日限定で、開園時間を延長し、お月見の会「渉成園十三夜」を開催します。
秋の夜。庭の声に耳を澄ましながら、印月池に映る十三夜の幻想的な月明りをご堪能ください。
【日時】
2023年10月27日(金)17:00~20:00(最終入園19:30) ※雨天中止
【場所】
渉成園(枳殻邸)〈東本願寺飛地境内〉
【内容】
・開園時間延長〔月明り庭園散策〕(17:00頃~点灯)
・通常非公開「閬風亭(ろうふうてい)」「蘆菴(ろあん)」の特別公開(17:00~入場可能)
・柳沢英輔氏による渉成園フィールド・レコーディング作品公開(17:00~20:00)
・僧侶・庭師・音文化研究者によるトークライブ「庭の声をきく」(18:00~19:00・閬風亭内)
・カンラマルシェ特別出店(17:00~20:00・閬風亭内)
お月見団子、十三景バラ寿司、日本酒、クラフトビール、ホットドリンクの販売etc…
【庭園維持寄付金】
大人500円以上(高校生以下250円以上)
※渉成園ガイドブックを贈呈
【十三夜―じゅうさんや―】
お月見は、平安時代に中国から入ってきた「十五夜(旧暦八月十五日)」が有名ですが、その一月後の「十三夜(陰暦九月十三日)」も、醍醐天皇(平安時代)の頃より日本独自のお月見として親しまれてきました。
【渉成園十三景】
江戸時代後期、渉成園を訪れた漢学者頼山陽は著作「渉成園記」の中で園内の主な建物、景物を「渉成園十三景」として紹介し、その風雅を讃えています。
【お問い合わせ】
真宗大谷派宗務所・本廟部
TEL 075-371-9210(9:00~17:00)