お知らせ

「平成30(2018)年北海道胆振東部地震」における宗派対応について

災害救援
2018.09.28

北海道胆振地方中東部地震により被災された皆様にお見舞い申し上げます。

真宗大谷派(東本願寺)


《寺院・門徒被害》

北海道教区では、震度7を観測した厚真町のある勇払郡を中心に、第4・8・9・10組にある12の寺院に大きな被害が確認された。
被災状況としては、本堂や住居が歪み、中に入ることが難しい状態となった寺院が2ヵ寺あるほか、納骨堂の被害、天井の崩落や壁の亀裂、山門や墓石の倒壊などの被害が報告された。また、震源地に近い厚真町内では、19名のご門徒が亡くなられたことが確認された。


被災地を訪問する土肥人史災害救援本部長

本堂における被害の様子(第9組)


本堂における被害の様子(第9組)

山門が倒壊し本堂が歪んだ(第9組)


《宗派対応》

2018年

9月 6日(木)

北海道教務所に「現地災害救援本部」を設置することを決定

現地災害救援本部への職員派遣を決定

6日現在、宗務所職員1名を派遣。

近日中に、奥羽、仙台両教務所員を現地へ派遣するとともに、救援物資(追加分)の配送を決定。

9月 7日(金)

職員の追加派遣を決定

被害状況の確認

被災された寺院へのお見舞いと被害状況の確認、救援物資の配送のため、北海道教務所員と派遣職員(奥羽・山形・仙台教務所員と宗務所職員)が被災地を巡回。

被害の状況として、震源地に最も近い厚真町内では御門徒の死亡が確認された。また、本堂や庫裡等の建物では、壁の剥落や屋根瓦の落下等の被害が報告されている。

救援金箱の設置(境内各所)、救援金口座の開設を決定

9月10日(月)

八島昭雄参務が現地入りし、特に被害の大きい寺院へのお見舞いと共に支援物資を届ける。

9月20日(木)・21日(金)

土肥人史参務(災害救援本部長)が現地入りし、被災寺院へのお見舞いを行った。また、北海道教区僧侶の有志による、教区災害支援ネットワーク「じゃがネット」メンバーとも面談し、被災地の一日も早い復興を願い、できる限りの支援活動を行っていくことを伝えた。

10月25日(木)

北海道教区500万円、被災自治体100万円の宗派見舞金給付を決定


以上

お知らせ一覧へ戻る