お知らせ

【5/16締切】第30回「真宗大谷派教学大会」の開催及び研究発表申込について

お知らせ
2024.02.27

【4/2更新】日程等を追記いたしました。

【6/12更新】研究発表内容の一覧を公開いたしました。

 

真宗教学学会は、主な活動として毎年1回の「真宗大谷派教学大会」、真宗本廟御正忌報恩講中の「真宗教学学会講演会」、そして2~3年に一度の各教区を中心とした地方での大会を開催しています。

 

そのなかで、教学大会は3年を一区切りとして総合テーマを立て、現代における重要な課題を取り上げて、研究発表ならびに講演会の場を設けています。一昨年度からの3年間は、これまでの歩みを振り返りながら、改めて人間にとって宗教がもつ意味についてたずねています。

 

宗教が人間の苦悩を見つめ、悲しみに向き合ってきたことは確かです。しかし、その一方で宗教の名のもとに戦争を起こし、お互いに傷つけ合ってきたことも確かです。自らが生きていく拠り所という大切な面と、それを絶対化する危険性が宗教にはあります。

 

親鸞聖人が顕わされた「浄土真宗」とは、一つの答えに立って他者を自らの立場から批難・批判するものではなく、お互いがそれぞれ自らを確かめ、それを通して全ての存在を見出していくという万人に開かれた教えです。それは先立っては釈尊の教えを「大乗」として受けとめてきた歴史にも見ることができます。今年度の教学大会は昨年に引き続き「大乗仏教の課題」というサブテーマを立てて、大乗仏教がどのような課題をもって立ち上がってきたのか、そこから見えてくる人間と宗教の問題は何なのか、ご一緒に考える機会としたいと思います。

 

多くの方々のご参加をお待ちしています。

 

 

 

◆期  日

2024年7月6日(土)

 

◆会  場

大谷大学(京都市北区小山上総町)

 

◆テ ー マ

人間と宗教―大乗仏教の課題―

 

◆講師・課題

入澤  崇 氏(龍谷大学学長)

「一切衆生という発想」

織田 顕祐 氏(同朋大学特任教授・大谷大学名誉教授)

爾焰(にえん)無生法忍(むしょうぼうにん)―大乗経典における菩薩道の深化―」

 

◆日  程

08:30~                受付

09:001200  研究発表(研究発表内容一覧

13:001310  会長奨励賞授与式

13:101410  記念講演① 入澤  崇 氏

14:201520  記念講演② 織田 顕祐 氏

15:351600  質疑応答

16:151700  物故者追弔会・学会総会(対象:真宗教学学会員)

17:301900  交流会

※当日の状況により多少時間が前後する場合がございます。

 

◆研究発表

発表を希望する学会員は所定の用紙に記入のうえ、Eメール添付にて下部記載の教育部メールアドレス宛に送信、または教育部宛に郵送でお申込みください。なお、発表は大会テーマに沿った内容でお願いします。また、発表の可否については、真宗教学学会委員会にて判断し、後日お知らせいたします。

※所定の用紙について、学会員には4月上旬に郵送でお送りしております。

※当学会に未入会の方で発表を希望される場合は、別途、入会手続きが必要となりますので教育部までお問い合わせください。

【申込期限】  5月16日(木)まで

 

◆そ の 他

研究発表及び記念講演の聴講については申込不要となりますので、当日会場までお越しください(聴講無料)。

 

追って、日程等に変更が生じた場合は宗派ホームページに随時情報を掲載します。

 

 

 

【お問い合わせ】

真宗大谷派宗務所(東本願寺)教育部

600-8505 京都市下京区烏丸通七条上る常葉町

:075-371-9193 /-mail:kyouiku@higashihonganji.or.jp

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