このたび、国の文化審議会が、真宗本廟境内の建物を「重要文化財」に指定するよう文部科学大臣に答申しました。
今回指定される見通しとなった建物は、「大寝殿(おおしんでん)」「白書院」「宮御殿」など通常非公開の諸殿群14棟と、歴代門首の住居と執務空間である「内事」建物3棟です。
2019年に「御影堂」「阿弥陀堂」「御影堂門」等6棟がすでに重要文化財に指定されており、指定されれば、真宗本廟(東本願寺)建物における重要文化財は、あわせて23棟となります。
■今回(2023年)答申を受けた建物
・内事3棟〔洋館・日本館・鶴の間〕
・殿舎群14棟〔宝蔵・大玄関及び大寝殿・白書院・黒書院・宮御殿・桜下亭・能舞台・議事堂(現東本願寺出版建物)・表小書院・菊門・玄関門・寺務所門(現宗務所門)・内事門・十三窓土蔵〕
※門等を除き、通常は非公開です。
■2019年に指定された建物
御影堂・阿弥陀堂・御影堂門・阿弥陀堂門・鐘楼・手水屋形
【境内のご案内】
ホームページ https://www.higashihonganji.or.jp/worship/midokoro/
動画(YouTube) https://www.youtube.com/watch?v=leTncxP9vEg&t=110s