お知らせ

解放運動推進本部におけるパワーハラスメント行為について【宗務総長コメント】

重要なお知らせ
2020.07.27

このたび、当派の解放運動を推進する機関である解放運動推進本部において、パワーハラスメント事案が発生しました。

 

本件は、解放運動推進本部の職員が、2014年4月から2019年12月までの期間に、同本部の職員2名から日常的なパワーハラスメント行為を受けていたもので、宗派に設置されているハラスメント防止委員会において調査及び事実確認を行ってまいりました。その結果、「宗務役員のハラスメントの防止に関する規程」に基づき「脅迫、名誉毀損、侮辱、過度な暴言等精神的な攻撃」に該当するハラスメント行為と判定し、行為者2名については、2020年5月15日付で処分を行いました。

 

宗派において差別問題を課題とし、人権尊重を推進すべき解放運動推進本部において、このような事案が発生したことは誠に遺憾であり、大変重く受け止めております。

 

ここに解放運動推進本部とともに差別問題に取り組んでくださった関係各位の皆さま並びに寺院・門徒の皆さまに深くお詫び申し上げます。解放運動推進本部では、二度とこのようなことを起こさないよう、このたびの事案を心にとどめ、職員一人ひとりを尊敬すべき存在として仕事に取り組むことをあらためて確認しました。

 

今後は、誰もが安心して相談できる体制を整え、より良い職場環境の構築に力を尽くすとともに、解放運動推進本部にかけられた願いに立ち返り、その本分を尽くしてまいる所存でございます。

 

2020年7月27日
宗務総長 但 馬  弘

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