お知らせ

「現地復興支援センター」について

宗派声明
2011.04.15

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 このたび、東北地方太平洋沖地震災害について、ボランティアとして現地へ赴いて、被災地の復興支援に尽力したいという宗派内外の要望を受け、仙台教務所内に「現地復興支援センター」を設置して、宗派関係者(寺院・門徒)によるボランティア活動を支援する試みを行うこととなりました。
 現地復興支援センターは、被災地におけるボランティア活動を行うための情報収集をはじめ、社会福祉協議会が行うボランティアへの受け入れ調整や、宿泊場所としての東北別院(仙台市宮城野区)の開放等を行って、被災寺院・門徒からの要請はもとより、より多くの方々に対しての復興支援を行うことを願いとするものであります。
 当派の寺族、門徒、関係学校在学中又は卒業生であって、東北地方太平洋沖地震へのボランティア活動を希望される方で、現地復興支援センターのサポートを希望される方は、下記までお問い合わせください。

 

東北地方太平洋沖地震 現地復興支援センター

〒983-0803 宮城県仙台市宮城野区小田原1丁目2番16号[仙台教務所内]

TEL 090-7345-5049 FAX 022-297-2827[仙台教務所]
E-mail otaniha-f.s.center@watch.ocn.ne.jp

 

 

実際にボランティア活動を行ううえで、下記の心構えをご熟読ください。

ボランティア 基本のキ

災害ボランティアとして被災地に入るにあたり、以下のようなことに注意しましょう!

食事・宿泊場所:
基本的には、食事・宿泊場所は用意されません。自分自身で手配するようにしましょう。食費・宿泊費は自己負担になります。

交通手段:
被災地に駆け付ける際の交通手段は自分で確保するようにしましょう。交通費は自己負担になります。緊急車輌や災害復旧作業の妨げにならないよう、極力マイカーでの乗り入れは控えましょう。

心構え:
・危険を予測する
必ずどんな危険があるか、自分なりに最大限に危険予測をして関わりましょう。

・「がんばって」
被災者はすでに極限までがんばっています。この言葉は極力使わないようにしましょう。

・笑顔を忘れない
ボランティアが無理して眉間にしわを寄せていたら、見てる方はもっと疲れるし、気をつかいます。笑顔がつくれなくなったら、どんなに仕事があると思っても被災地を出ましょう。でないと逆に迷惑になります。

・「そうですね」
お話を聞く時は否定せず聞き続けましょう。心の苦しみを言葉に出すだけで気持ちが軽くなり、被災者の方のストレス軽減になります。

・「いまどんな気持ちだろうか」
常に被災者の気持ちと状況を考えながら行動しましょう。

・こども
子どもは親がぴりぴりしているので、大人よりもストレスを溜め込んでいる場合があります。子どもたちと思う存分遊び、話をたくさん聞き、ぎゅーっと抱きしめてあげましょう。

・大きく物事を見る
一日のうちに必ず一歩はなれたところから全体を客観的に見る時間を持ちましょう。

・ボランティアは行政のように平等でなくていい
平等に拘りすぎると動けなくなります。不平等過ぎない範囲で臨機応変に活動しましょう。

 

「特定非営利活動法人レスキューストックヤード東日本大震災 支援関連情報」より抜粋

 

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