一人の人、
一つの寺を大切にする宗門

2023年には、親鸞聖人が誕生して850年、
浄土真宗が開かれて800年を迎えました。
長い歴史の中で親鸞聖人の教えが伝承され、
私たちにまで届けられたのです。

宗門を取り巻く環境が激変する現代において、
自らが親鸞聖人の教えを聞き、
そして次世代に伝えていかなければなりません。

今を生きる私たちにできること。
それは、人と人とのつながりの中で、
真宗大谷派という宗門の“すがた“を
ともに形づくっていくことです。

全国8,800の寺院、32,000人の僧侶、
132万戸の門徒とともに「対話」を重ね、
ともに歩んでいきましょう。

真宗大谷派は、
「一人の人、一つの寺を大切にする宗門」を
目指します。

宗務機関の紹介

宗務所の部門

部署 主な仕事内容
総務部 法規、文書、人事、広報、電算情報管理、労務管理、警備防災及び
衛生に関する業務
本廟部(参拝接待所・式務所) 儀式及び真宗本廟両堂の守護並びに参拝者の応接及び
総合案内に関する業務
大谷祖廟事務所 大谷祖廟・東大谷墓地に関する業務
内事部 門首に関する業務
教育部 教師養成、安居、宗派関係学校及び公益事業に関する業務
研修部
(同朋会館)
本廟奉仕、帰敬式実践運動、推進員・住職修習・教師修練等の
諸研修に関する業務
組織部 教区・組・別院・寺院の運営、首都圏教化、海外開教区及び
懇志奨励に関する業務
出版部(東本願寺出版) 出版物及び聖教編纂に関する業務
財務部 経理、財産の管理、金員及び物品の出納並びに授与物に関する業務
企画調整局(しんらん交流館) 教化推進に必要な企画・調整、機関相互の交流、情報収集・発信、
寺院活性化支援に関する業務
宗会事務局 真宗大谷派の最高議決機関である宗会に関する事務
解放運動推進本部 差別、非戦平和、死刑制度問題等に関する業務
青少幼年センター 青少幼年の教化育成に関する業務
教学研究所 教学・教化に関する研究・調査・発信に関する業務
宗務改革推進本部 将来にわたって持続可能な宗務機構への転換をはかり、
宗務改革として推進される諸施策に関する業務
会計監査院 財産管理・歳入歳出決算・金品出納等の監査
審問院 異議申立・係争並びに僧侶の懲戒に関する監察、提訴及び審決

首都圏の機関

部署 主な仕事内容
東京宗務出張所 (東本願寺真宗会館)
(首都圏教化推進本部)
政府その他中央諸機関との連絡・調整
首都圏教化に関する業務
親鸞仏教センター 現代の諸問題と親鸞思想に関する研究・交流及び発信

海外等開教区の機関

部署 主な仕事内容
南米開教監督部 南米開教区における開教推進に関する業務
北米開教監督部 北米開教区における開教推進に関する業務
ハワイ開教監督部 ハワイ開教区における開教推進に関する業務
アメリカ真宗センター 英語圏における真宗の教化研究・発信
沖縄開教本部(東本願寺 沖縄別院) 沖縄準開教区における開教推進に関する業務

全国の教務所

横スクロールでご確認いただけます。

真宗大谷派東本願寺 全国の教務所
東本願寺で働く人たち

配属先はさまざまありますが、東本願寺で働く人たちの仕事内容など、その一部を紹介します!!

総務部(広報) 牧野さん

異動歴
  • 出版部(事務嘱託)
  • 出版部
  • 総務部(広報)
総務部(広報)牧野さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    最初は嘱託として入所し、出版部に配属となりました。大学で真宗学などを学んでいたわけでなかったので、不安ばかりでしたが、新聞や書籍を作る編集業務の担当となり、編集作業を通じてさまざまな先生の本や法話にふれることができ、とても勉強になる環境に魅 力を感じ、採用試験を受けました。
  • 現在の仕事内容
    広報の担当をしています。新聞社・テレビ局へのPRや問い合わせ対応、映画やドラマなどの撮影対応、ホームページの更新やSNS投稿、また、東本願寺の近隣住民や商店街の皆様と協力して地域の魅力向上に向けた取り組みの企画などに携わっています。
総務部(広報)牧野さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    広報の仕事は、人と接する仕事が多いです。中でも、東本願寺のことをまだ詳しく知らない方へPRやお話をする場面が多々ありますので、なるべく「わかりやすく伝える」ということを心がけています。どうしても専門用語が多くなってしまう場面が多いですが、興味をもってもらえるような伝え方を心がけています。
  • 入所後に学んだこと
    1つの法要や行事に多くの人が携わっているということを実感しました。出版部でも広報でも「法要の裏側」を取材する機会があり、当たり前ではありますが、本当にたくさんの方の支えで本山の法要や行事が成り立っていることをあらためて学ばせていただきました。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    2023年3月に東本願寺前に大きな広場「お東さん広場」が誕生しました。それをきっかけとして、京都駅前・東本願寺周辺地域が活発になっています。これからも、地元の下京区や近隣の企業、商店街の皆さんと協力して、愛されるエリアを目指し、そこから東本願寺や真宗の教えを知ってもらうきっかけ作りに参加できればと思います。
  • 牧野さんの1日

    8:30 職員の朝礼
    9:00 メール返信・チェック
    10:00 撮影の下見対応・打ち合わせ
    12:00 昼食
    13:00 広報担当者ミーティング
    13:30 お東さん門前未来プロジェクト会議出席
    15:30 書面作成・確認作業
    16:30 SNS投稿文章校正
    17:00 業務終了

本廟部(参拝接待所) 髙山さん

異動歴
  • 本廟部(参拝接待所)
本廟部(参拝接待所)髙山さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    お寺に生まれ育ち、年間の行事なども生活の一部となっていながら、お寺のしくみがどのようなものなのか知らないことに違和感を覚え、仕事を通してより深くお寺について学びたいと考えたためです。
  • 現在の仕事内容
    参拝者の応対などの窓口業務を行っています。また、真宗本廟の建物を案内する業務も担当しています。
本廟部(参拝接待所)髙山さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    優先順位を確認して仕事に臨むこと、一つ一つの業務に慣れすぎず謙虚な姿勢で向き合うこと、参拝者の方々を丁寧にお迎えすることを心がけています。
  • 入所後に学んだこと
    窓口業務を担当していると、様々な質問を受けます。問い合わせを受けた際に、分からないことを1つ1つ確認しながらお答えすることで、宗教に関して幅広い知識を身につけることができました。また、人との接し方や仕事への向き合い方など、同僚から学ぶことも多いです。お寺のことについて右も左も分からない状態で入所しましたが、ここで出会った方々のご縁によって育てられ、日々学びの連続だなと感じています。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    年齢や国籍に関わらず、より多くの方に東本願寺の建物や歴史に触れていただける企画を考えていきたいです。
  • 髙山さんの1日

    8:30 職員の朝礼
    8:45 所属部署の朝礼
    9:00 カウンターオープン
    10:00 法話のご案内
    11:00 お経・帰敬式のご案内
    12:00 昼食
    14:30 翌日の団体参拝の準備・事務処理
    17:00 業務終了

本廟部(式務所) 藤澤さん

異動歴
  • 本廟部式務所(参衆)
  • 本廟部式務所(堂衆)
本廟部(式務所)藤澤さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    父が式務所の堂衆として長年勤めていたことが入職を志したきっかけです。その後、身をもって真宗本廟に奉仕することができる参衆という職を知り、式務所で働きたいとより思うようになりました。
  • 現在の仕事内容
    真宗本廟の主に両堂の荘厳(お荘り)や清掃
    法要・勤行時の掛役業務
    大谷祖廟へ出向(本堂の荘厳・読経等)
本廟部(式務所)藤澤さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    お経に著される浄土をあらわす荘厳として、両堂を常に整えるよう心掛けています。またそこに身を置く者として、自らの作法・振舞いもその一部であることを意識しながら職務にあたっています。
  • 入所後に学んだこと
    真宗大谷派の儀式・荘厳作法の歴史や奥深さを知ることができました。何のために儀式や勤行(読経等)をするかといった根本的なことから、どのように儀式を勤めるか、どういった変遷があって今に至るかといった専門的なことまで、本山だからこそ学べる環境があります。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    真宗大谷派の儀式はご崇敬の現れであり、同時に聞法(お念仏の教えを聞く)の場です。教学(教えについての学び)も声明(お勤めの作法)も、考究し続けていこうと思っています。
  • 藤澤さんの1日

    6:30 両堂の清掃・晨朝準備
    7:00 晨朝(朝のお勤め)
    8:30 朝食
    9:00 当番業務(両堂日記の記帳・事務作業等)
    10:00 お勤めの準備・荘厳
    11:00 真宗本廟収骨・帰敬式の執行
    12:00 昼食
    13:00 お勤めの準備・荘厳
    14:00 真宗本廟収骨・帰敬式の執行
    15:00 両堂清掃
    16:00 日没勤行(夕方のお勤め)・両堂閉扉
    16:15 業務終了
    法要の有無によって1日の流れは大きく変わります。
    堂衆・参衆は変形労働時間制を採用しており、日によって勤務時間が異なります。

大谷祖廟事務所 松下さん

異動歴
  • 大谷祖廟事務所
大谷祖廟事務所 松下さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    教師修練(住職になる資格取得のための研修)の中で感じさせていただくものがたくさんあり、今までの生活を変化させ、お寺の近くに身を置いて勉強したいと思い転職を決意しました。
  • 現在の仕事内容
    納骨に来られた方々の受付や案内。また生前納骨や営繕関係の業務に携わっています。
大谷祖廟事務所 松下さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    ご参拝される方々に寄り添うことを意識し、「大谷祖廟に来てよかった」「また大谷祖廟にお参りに来よう」と思ってもらえるように考え行動することを心掛けています。
  • 入所後に学んだこと
    「何事も、最後は人」。接客業からの転職であったため、今までの経験を活かすことができるかと不安ではありましたが、「あなたに相談してよかった」などのお声をいただくと前職での経験が活きているように感じます。最後はやはり「人と人との関係」が大切なのだと改めて実感することができました。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    仏教や真宗などに興味・関心がなかった方にも、大谷祖廟に参拝をすることがきっかけで少しでも興味・関心を持ってもらえるように取り組みたいです。また、一人の僧侶としても、多くの方と接して広い視野で物事を捉えることのできる人になりたいと思っています。
  • 松下さんの1日

    8:30 職員の朝礼
    8:45 納骨・お経の受付
    9:30 納骨・お経の案内
    11:00 関係業者対応
    11:45 昼食
    12:45 午後の受付
    14:30 生前納骨の説明・申込対応
    17:00 業務終了

研修部 藤本さん

異動歴
  • 研修部(補導)
研修部 藤本さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    コロナ下に入り自分がやりたいことに取り組むのが難しくなりました。そこで、いずれお寺に戻る身として、少しでも宗門のことを知りたいと思い入所を決めました。また、せっかく勤めるのであれば全国から来られるご門徒の方々と関わりたいと思い、補導という仕事に興味を持ちました。
  • 現在の仕事内容
    奉仕団に関わる業務を担当しています。奉仕団の参加者は、真宗本廟奉仕のために全国から来られ、同朋会館で寝食を共にし、朝夕のお勤め、清掃奉仕、講義、座談などを通して真宗門徒の生活を学びます。奉仕団と共に過ごし教えを伝えることや、座談や日程の合間の時間にご門徒の声を聞くことは補導の大切な役目です。
研修部 藤本さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    人と出遇うことを大切にしています。様々な背景を抱えたご門徒の方々と出遇い、話を聞くことは僧侶の役割としても非常に大切なことだと感じています。
  • 入所後に学んだこと
    教えが過去から現在まで伝わってきているということを、同朋会館に身を置いて初めて実感しました。仏教の教えを聴聞するご門徒の方々の姿勢は、まさに僕たちが学ぶべきことだと感じました。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    難しいといえど、やはり仏教の勉強は補導にとって必須だと思います。尚且つ同朋会館に来られる方々に教えをどのように伝えていくかを考えていきたいです。
  • 藤本さんの1日

    7:00 までに出勤・晨朝勤行に参拝
    8:00 朝食
    9:00 教導からのお話を聴聞
    10:00 座談
    12:00 昼食
    13:00 清掃奉仕
    14:30 諸殿拝観
    17:30 夕事勤行
    18:00 夕食
    19:00 座談
    21:30 帰宅
    これは2泊3日の奉仕団の日程において2日目を想定した
    スケジュールです。
    補導は変形労働時間制を採用しており、日によって勤務時間が異なります。

組織部 岡﨑さん

異動歴
  • 研修部(事務嘱託)
  • 宗祖親鸞聖人750回御遠忌本部事務室
  • 財務部
  • 組織部
組織部 岡﨑さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    2007年の事務嘱託の時は、住職である父からの勧めで応募し、採用されました。入所した当時は、東本願寺のことをほとんど知らない状態でした。その後3年間、研修部で働くなかで多くのことを学び、経験しました。そして、宗務役員として2011年の御遠忌法要をお迎えしたいと思い、宗務役員一般職の採用試験に応募しました。
  • 現在の仕事内容
    全国にある別院からの様々な申請や報告を受け、情報を管理しています。各別院が別院としてより活性化できるよう力を尽くしたいです。
組織部 岡﨑さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    普段は事務仕事が多く、お寺の方や門徒さんと直接お話する機会は少ないですが、どんな仕事もその先には、お寺や門徒さんに繋がっているということを心がけて、丁寧な仕事をしたいと思っています。
  • 入所後に学んだこと
    人との出会いを大切にし、相手のことを考えて行動することの大切さを先輩方に教えていただきました。また、多くの方に東本願寺が支えられ、後世に繋げていきたいという思いに触れられたことです。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    最近、得度式(僧侶になるための儀式)を受式しました。僧侶となり間衣を着て、宗務役員として改めて身が引き締まりました。今後は、教師資格の取得を目指し、さらに門徒さんと対話しながら、職場やお寺で色々なことに挑戦していきたいです。
  • 岡﨑さんの1日

    8:30 職員の朝礼・ミーティング
    9:00 得度式、
    住職任命式がある日は式の準備、
    対応業務
    12:00 昼食
    13:00 事務処理
    17:00 業務終了

出版部 古賀さん

異動歴
  • 出版部
出版部 古賀さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    九州大谷短期大学の仏教学科で真宗の教えを学び、尊敬する先生や仲間に出あったことで、教えを聞き続けている方々と一緒に働きたいと思うようになり、採用試験を受けました。
  • 現在の仕事内容
    出版部で『同朋新聞』の編集に携わっています。『同朋新聞』は、毎月全国の真宗大谷派の寺院に配布され、お寺の方やご門徒さんに読まれている新聞です。また、法要などイベントがある際は撮影や取材も行います。
出版部 古賀さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    スケジュールの管理を心がけています。『同朋新聞』の編集日程はあらかじめ決まっているので、逆算して、作業の優先順位を考えながら進めています。
  • 入所後に学んだこと
    「伝え方」の大事さを学びました。発行物の原稿は他部署や外部の方に執筆いただいているのですが、掲載するにあたって文章の修正をお願いすることがあります。その際、執筆者の思いをくみ取りつつ、伝えるべきことは伝わるような言葉選びが難しく、先輩方から日々学んでいます。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    『同朋新聞』で新しく始まる連載の担当になったので、読者の方にまた読みたいと思ってもらえるようなコーナーになるよう、試行錯誤しながら作り上げていきたいと思います。
  • 古賀さんの1日

    8:30 職員の朝礼
    9:00 『同朋新聞』のデザイン業者と打ち合わせ
    10:00 『同朋新聞』の校正を各関係部署に
    お願いしに行く
    12:00 昼食
    14:00 各部署から戻ってきた校正の取りまとめ
    16:30 デザイン業者に修正依頼データを送る
    17:00 業務終了

財務部 粟生さん

異動歴
  • 教育部(事務嘱託)
  • 組織部
  • 東京教務所
  • 財務部
財務部 粟生さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    私が入所する直前まで父が東本願寺に勤めており、その父から勧められたことがきっかけでした。当時は、数社ほど内定をいただいていましたが、自分が希望していた会社に落ちて悩んでいたタイミングでした。
  • 現在の仕事内容
    境内全域の建物等の維持・管理や報恩講や春の法要の際の荘厳の設えを行っています。
財務部 粟生さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    御影堂・阿弥陀堂・御影堂門を含む、国の重要文化財に指定されている6棟の建物の御修復にも携わらせていただく中で、先達の方が命がけで護持されてきた真宗本廟を次の世代に繋いでいくことです。また、報恩講や春の法要などの法要では、職員ではできない仕事を七日講(なのかこう)と呼ばれる東本願寺を護持されてきた職人の方々に担っていただいています。一つの法要をお勤めできることは、職員だけでなく多くの方に支えられているという感謝の気持ちを持つことです。
  • 入所後に学んだこと
    丁寧に記録することです。仕事をする上で大切なのは、前例を確認することです。特に建物の維持・管理を行っていく上で、前回どのように修理したかということは重要な事項です。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    2022年10月に修復が完了した阿弥陀堂門の工事の際には、広く多くの方に現場を視察いただき、寺社仏閣に携わる職人の技術を間近でご覧いただきました。2023年6月から、国の重要文化財である鐘楼と手水屋形の修復工事が始まります。阿弥陀堂門同様に難しい技術を要する工事になるかと思います。そういった職人の技術をたくさんの方に知っていただけるよう広報活動に力を入れていきたいです。
  • 粟生さんの1日

    8:30 職員の朝礼
    9:00 修復現場確認
    11:00 関係業者対応
    12:00 昼食
    13:00 境内設備確認
    14:00 関係部署打合せ
    15:00 報告書作成
    17:00 業務終了

企画調整局 玉樹さん

異動歴
  • 北海道教務所
  • 研修部
  • 教育部
  • 研修部
  • 企画調整局
企画調整局 玉樹さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    大谷大学3、4回生の時に、東本願寺の法要において、バスプールでアルバイトをさせていただきました。その際に全国から参拝される方々・お迎えする職員の方々の笑顔や姿勢に惹かれました。
  • 現在の仕事内容
    お寺の活性化に関する仕事をしています。お寺や地域の環境分析から、お寺の使命やビジョンの策定・アクションプランの立案など、元気なお寺づくりのお手伝いをしています。また、仕事で培った手法を活かしながら、実家のお寺の住職をしています。
企画調整局 玉樹さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    自他がやりたいと思うことを実現していくプロセス設計。俯瞰して大きな画を描くこと。
  • 入所後に学んだこと
    日常生活や人生、社会形成にも通じる仏教の普遍性。すべて「いただきもの」として有り難く感じることができる感覚。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    内部マーケティングを活かした職場の活性化や、ブレストを重視する会議の活性化。
  • 玉樹さんの1日

    8:30 職員の朝礼(当番で感話)
    9:00 チームの日程確認
    コーヒーを飲んで脳内整理
    寺院活性化関連ミーティング 等
    12:00 昼食、読書、コーヒーを飲んで脳内整理
    13:00 統計調査関連ミーティング
    諸々の構想検討・資料作成
    17:00 業務終了

企画調整局(青少幼年センター) 谷さん

異動歴
  • 総務部(事務嘱託)
  • 企画調整局(青少幼年センター)
企画調整局(青少幼年センター)谷さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    別の仕事をしていましたが、父が寺に帰り住職となる準備を進める中、今後、私も寺に帰ることを考え、全国から縁のある方々がたくさん集まる東本願寺で働くことが一番学びを深めることができるのではないかと思い、転職をしました。
  • 現在の仕事内容
    園児や修学旅行生など青少幼年を対象とした参拝案内をはじめ、仏教の教えに学ぶリーフレットやグッズの作成等を担当しています。
企画調整局(青少幼年センター)谷さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    同年代の若いスタッフとの研修会やプロジェクトも多く、たくさんの繋がりができ、一緒に色々な物・事・時を作り上げることができます。その中で、自分の役割が何なのかを日々確かめながら働くことが大切だと思っています。
  • 入所後に学んだこと
    デザイン経験があればチラシのデザインを考えたり、音楽経験があれば法要等で音響操作をしたり、色々な場面で自分の経験したことが仕事になり、逆に経験したいと思えば学ぶことができる職場だと思います。自分のできること、学びたいことを考え働くことが大切だと学びました。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    作成したリーフレットやグッズについて、手にした人たちがどのように使い、展開されていくのか情報収集し、それに基づいた修正や新たな展開の検討、また活用事例の発信をしていけるといいなと思います。
  • 谷さんの1日

    8:30 職員の朝礼
    8:45 しんらん交流館朝礼
    9:00 青少幼年センターミーティング
    9:30 園児の参拝案内
    (御影堂・阿弥陀堂、諸殿の拝観)
    12:00 園児お見送りのあと昼食
    13:00 プロジェクト会議の準備
    13:30 教化教材製作プロジェクト会議
    (WEB会議)
    16:00 事務整理
    17:00 業務終了

宗務改革推進本部 寺田さん

異動歴
  • 参拝接待所
  • 教務部(現 組織部)
  • 大阪教務所
  • 解放運動推進本部
  • 山形・仙台教務所
  • 宗務改革推進本部
宗務改革推進本部 寺田さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    学生時代に、東本願寺の法要で参拝者を誘導するアルバイトを経験して、全国からお参りに来られる方々の笑顔にふれたこと。そして働いておられる先輩職員の元気の良さに圧倒されたことがきっかけです。
  • 現在の仕事内容
    「お寺」を取り巻く状況が急激に変化する時代にありますが、今「宗門」として何を大切にし、これから何を変えていかなければならないか。宗門を形づくる皆さんの声を聞きながら「行財政改革」の準備に取り組んでいます。
宗務改革推進本部 寺田さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    毎月いただいている給与は、全国のご門徒からのご懇志(お気持ち)であることを重く受けとめています。そのいただいてきたお気持ちに直接応えることができなくても、楽しみながら精一杯務めることが大事だと思っています。
  • 入所後に学んだこと
    僕は九州のお寺に生まれましたが、「お寺の関係性」というものは所属されるご門徒との間だけにあるのでなく、全国や世界に広がっていることを実感しました。年代や場所、時間を超えた人と人のつながりの深さを学んでいます。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    まずはぶれることなく、当たり前のことをしっかりと丁寧に行えたらいいなと思います。毎日の挨拶も大事だと思いますし、そういった周りの人たちとのつながりの中から、自分も少しずつ変わっていけるような気がします。
  • 寺田さんの1日

    8:30 職員の朝礼
    8:45 メール等、連絡事項の確認
    9:00 宗務所各部門の連絡会に出席
    9:30 宗務執行の総合協議
    11:30 内局・担当参務との打ち合わせ
    12:00 昼食
    13:00 訪問者対応
    14:30 会議に向けた関係者打ち合わせ
    諸資料整理・メール返信などの事務作業
    17:00 業務終了

長浜教務所 永井さん

異動歴
  • 日豊教務所
  • 熊本教務所
  • 長浜教務所
長浜教務所 永井さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    嘱託補導として同朋会館で後期教習奉仕団を担当させていただいたときに、ご門徒と共に親鸞聖人の教え聞き、ご門徒と距離の近いつながりの中で教区の教化に携わり、生き生きとされていた駐在教導の姿を目にしました。その姿勢に共感を覚えたことがきっかけとなりました。
  • 現在の仕事内容
    教区の教化委員のみなさんと、親鸞聖人の教えを共に聞き、共に学ぶ場を考えていく研修会や学習会の「趣旨と願い」ならびに具体的な学習内容を一緒に考えていく仕事をしています。また、各組で行われる「同朋の会推進講座」では、組のスタッフと一緒にカリキュラムを計画し、自分もまた教えを聴聞する機会をいただいています。
長浜教務所 永井さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    コミュニケーションとチームワークを大事にし、「相手の声を聞くこと」と「報告・連絡・相談を密に行うこと」を特に大切にしています。また、何気ない会話の中でも、否定せず「それ、いいね」とお返事するよう心がけています。
  • 入所後に学んだこと
    仕事をさせていただくなかで、先輩や教区のみなさまの支えがなければ今の私がいない。人との関係の中で、数多くの人にお育ていただいた事実。人に出会い、仏さまの言葉に出あい、自分に出あう大切さを学びました。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    新たな学びの創造にトライしたいと思っています。例えば「フィールドワークを具えた体験型現地学習の充実」、「『聞き合い・語り合い』を基調とした対話型学習」、「課題改善に向けた新たなる学びの形のプランニング」などをイメージしています。
  • 永井さんの1日

    9:00 職員の朝礼
    9:15 一週間の日程確認(日ごとのタスクを確認)
    10:00 来客対応(同朋の会の相談ほか)
    事務作業(会議資料の作成)
    昼からの会議の打ち合わせ
    12:00 昼食
    13:30 教化本部会議
    16:00 会議終了
    会議録作成・事務処理・明日のタスクの確認
    17:30 業務終了

京都教務所 矢木さん

異動歴
  • 本廟部(参拝接待所)
  • 京都教務所
京都教務所 矢木さん
  • 東本願寺で働こうと思ったきっかけ
    就職活動中に祖母が亡くなり、多くの方が葬儀にお参りされる姿を見て、祖母だけでなくお寺も私もこの方々にずっと支えられて生きてきたのだなと感じました。それまで、お寺と自分は関係ないと思いながら過ごしてきましたが、このつながりを大切にしていきたいと思い採用試験を受けました。
  • 現在の仕事内容
    京都教務所の主計として、会計事務(予決算・日々の出納業務)を主に担当しています。他にも、教務所では地域のお寺が円滑に寺院運営を行えるよう、お困り事の相談や申請の手続き等を通しサポートします。
京都教務所 矢木さん
  • 日々の仕事で心がけていること
    教務所ではお寺やご門徒からの御懇志をお預かりします。大切な御懇志をお預りするにあたって、1ヵ寺1ヵ寺の状況をなるべく理解し、コミュニケーションをとることで信頼関係を築けるよう心がけています。
  • 入所後に学んだこと
    東本願寺の窓口である参拝接待所では、色々な人が色々な思いをもって参拝されること、お寺の窓口である教務所では、それぞれの思いをもってお寺を存続させようと頑張っているご住職・ご門徒がいることを知りました。東本願寺で多くの方と出あえたことで「ここが私の本山で良かった」と思う自分に気づくことができました。
  • これからチャレンジしていきたいこと
    先輩から「2週間先の仕事をすること」と教えていただきました。仕事だけでなく何事も時間に追われず余裕をもって計画し、より良いものを考えられる環境にしていきたいです。
  • 矢木さんの1日

    9:00 職員の朝礼、教務所窓口開所
    9:10 ミーティングで1日のスケジュールを確認
    9:20 インターネットバンキングにて
    入出金を確認・出納処理
    11:30 銀行に昨日の現金収納分を預ける
    12:00 昼食
    13:00 来客・電話対応、出納処理
    会議に向けての資料作成
    16:30 教務所窓口閉所、1日の入出金を最終確認
    17:30 業務終了

ワークライフバランスについて

東本願寺では、所属寺での法務や育児など、さまざまな状況に応じて
生活と仕事のバランスが取れるよう職員を支援しています。

Aさんの場合
法務との両立

2021年に住職修習を受け、宗務役員として宗務所に勤務する一方で、住職として滋賀県のお寺をお預かりしています。現在の部署は土日が休みのため、平日は宗務役員として宗務所で勤務し、土日は住職としてお寺の法務にあたっています。はじめは両立できるかという不安もありましたが、宗務役員として得たものをお寺に活かし、住職として得たものを宗務に活かすことができ、大変充実した生活を送っています。

法務との両立 Aさんの場合

Iさんの場合
男性の育児休業も積極的に

2021年に育児休業制度を利用しました。私の実家は遠方にあり、妻の両親は共働きです。お互いの両親の助けを借りるのが難しく、また妻の体調にも不安があったためこの制度を利用しました。育児休業中の男性職員が他にもいたことも後押しとなりました。
休業中は検診や地域の子育てひろばに夫婦で出向くなど、協力して育児に取り組みました。また、所属寺の門徒さんにも子どもの顔を見せることができ、有意義な時間を過ごせました。
今後、男性の育児休業は増えていきます。育児休業制度を利用することに迷いや不安を感じている後輩がいたら、自身の経験も踏まえてアドバイスできればと感じています。

男性の育児休業も積極的に Iさんの場合

Kさんの場合
休日はキャンプへ

休日は映画やドラマを見て過ごしています。キャンプに行くことも好きで、街の喧騒を離れて、自然の中でゆったりと過ごす時間はとても穏やかで至高のひと時です。満天の星空の下、焚火を焚いてずっと眺めていられる炎のゆらぎに癒されています。
有給休暇も比較的取りやすく、土日と合わせて連休にして普段行けないような場所へ旅行に行ったり、帰省に使ったりしています。最近は海外アーティストの来日公演も増えつつあるので、有給休暇を利用してライブにも行きたいと思っています。 事務の簡略化やシステムの導入によって仕事も効率的になってきています。退勤後は同期とご飯に行ったり料理をしたりして、のんびりとした時間を過ごしています。

休日はキャンプへ Kさんの場合