帰敬式は、「おかみそり」とも言われ、「仏」「法」「僧」の三宝に帰依し、宗祖親鸞聖人が明らかにされた「教え」に自らの人生を問いたずね、真宗門徒として新たな人生を歩み出すことを誓う大切な儀式です。
受式されますと、仏弟子としての名告り(名前)である「法名」(釋○○あるいは釋尼○○)が授与されます。ともすると、法名は「亡くなってからいただければよい」と思われる方もあるようです。しかし「帰敬式」は、お釈迦さま(仏陀)の弟子(仏弟子)になることであり、法名は、南無阿弥陀仏の教えにみちびかれ、仏道を歩む者となった新たな名告りです。したがって、生きている「今」受式することに、帰敬式の本来的意味があります。
真宗の伝統のなかにこの身を受けた一人ひとりの、人生の新たなスタートとして、「帰敬式」を受けましょう。
別院、寺院で受式を希望される方は、直接別院やお手次のお寺へお尋ねください。
可能です。まずはお手次ぎのお寺の住職にご相談ください。
法名(法名紙)を返すにあたり、手続きは必要ですか?
必要ありません。ただし、本山で管理している「帰敬式受式者名簿」からの削除を希望される場合、お手次ぎのお寺を通しての手続きが必要です。お手次のお寺の住職(教会主管者・代務者)にご相談ください。
住職への相談が難しい場合は、帰敬式相談窓口(研修部 帰敬式実践運動推進事務室)までお問い合わせください。
電話:075-371-9185(平日 9:00~16:00)
帰敬式の受式は、信教の自由により保障された宗教行為であります。
受式に至るまでに強制やネグレクト等の児童虐待に相当するケースがないよう、十分にご留意ください。